グランシルク(欧字名:Grand Silk、2012年4月8日 - )は、日本の競走馬、種牡馬。主な勝ち鞍は2017年の京成杯オータムハンデキャップ。
馬名の由来は、フランス語で「偉大な」+クラブ名より。
経歴
2014年11月24日、東京競馬場5レースの2歳新馬戦(芝1800m)でデビューし2着。年明け1月、通算3戦目となった中山競馬場・3歳未勝利戦(芝1600m)で初勝利を収めた。次走の条件戦で2勝目を挙げ、2連勝。 4月、3連勝をかけて初の重賞挑戦となるニュージーランドトロフィーに出走。単勝1番人気に支持され、最後方から直線一気の豪脚で前方集団に迫ったが、ヤマカツエースに3/4馬身差及ばず2着に惜敗した。GI初出走のNHKマイルカップも1番人気に支持されたが、直線で伸びきれずクラリティスカイの5着に敗北。その後も人気は集めるものの、勝ちきれないレースが続いた。
4歳夏からは1000万下条件クラスに降級。降級直後の相模湖特別で約1年3か月ぶりの勝利を収めた。11月の1600万下条件・奥多摩ステークスの勝利をもってオープン再昇級。
5歳シーズンは開幕から連続で複勝圏には入り続けるものの、後方からの追い込みが僅かに間に合わず惜敗するレースが続いた。迎えた9月、10度目の重賞挑戦で京成杯オータムハンデキャップに出走。1番人気に支持され、レースはマルターズアポジーが引っ張る展開で中団を追走。4コーナー手前から外めを進出し先頭に立つと、最後は追いすがるガリバルディを1と3/4馬身差抑え、悲願の重賞初優勝を果たした。久々のGI出走となったマイルチャンピオンシップは9着。
6歳シーズンも現役続行の予定だったが、2月の中山記念に向けた調整中に左第1指骨を骨折。競走能力喪失の診断が下り、そのまま引退となった。
引退当初は乗馬になる予定と発表されていたが、その後一転して種牡馬入り。2019年から供用される。2023年1月現在、3頭が血統登録されている。
競走成績
以下の内容は、JBISサーチ、netkeiba.comに基づく。
血統表
- 祖母キューは米G2ロングアイランドハンデキャップ優勝馬。
- 叔父に2009年共同通信杯優勝馬のブレイクランアウトがいる。
脚注
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ




