金蔵寺駅(こんぞうじえき)は、香川県善通寺市稲木町にある、四国旅客鉄道(JR四国)土讃線の駅である。駅番号はD13。
歴史
- 1896年(明治29年)10月6日:讃岐鉄道の駅として開業。
- 1904年(明治37年)12月1日:讃岐鉄道が山陽鉄道に買収され、同社の駅となる。
- 1906年(明治39年)12月1日:山陽鉄道が国有化され、官設鉄道(後に国鉄)の駅となる。
- 1970年(昭和45年)
- 6月1日:小口扱い貨物の取り扱いを廃止。
- 10月1日:無人駅化(簡易委託駅化)。同時に手荷物及び小荷物の取り扱いを廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR四国の駅となる。
- 2008年(平成20年)6月:簡易委託中止、無人化。
- 2010年(平成22年)3月:駅舎北側に駐輪場が整備される。
駅構造
相対式ホーム2面2線の交換可能な地上駅で、駅舎側1番線が上下本線(制限速度120km/h)、2番線が上下副本線の一線スルー。停車列車も含め、行違いがない場合は両方向とも駅舎側の1番のりばを通行する。
駅舎は新しいタイルづくりの簡易なものだが、駅前の食料品の店 (2015年9月時点では閉店) で2008年(平成20年)6月まで乗車券販売を受託していた。現在は待合室内にオレンジカード未対応の自動券売機が設置されている。ホーム間に通路が無いため、駅舎側でないホーム(2番のりば)へは南側の道路から直接入る。無人駅。駅舎内にはかつて汲取便所があったが、現在は水洗化されている。
2020年3月14日から多度津駅 - 琴平駅間にICOCAなどの交通系ICカードが導入されたが、当駅は導入対象外であるためICOCAなどの交通系ICカードは使用できない。
のりば
利用状況
1日平均の乗車人員は以下の通り。
駅周辺
- 金倉寺 - 四国霊場七十六番札所。駅名とちがい「倉」と表記する。ただし同寺院の所在地は当駅の表記と同じ「金蔵寺町」である。徒歩5分ほど。
- 善通寺金蔵寺郵便局
- 高松自動車道善通寺IC・BS - 約1.2 km
- 香川県立丸亀競技場。徒歩25分ほど - 約2 km
- 国道11号
- 国道319号
- 香川県道18号善通寺府中線
- 香川県道25号善通寺多度津線
- 香川県道33号高松善通寺線
その他
- 1963年に廃止になった琴平参宮電鉄丸亀線にも金蔵寺駅があった。土讃線金蔵寺駅から東側に離れた香川県道25号善通寺多度津線上に設置されていた。
隣の駅
- 四国旅客鉄道(JR四国)
- ■土讃線
- ■快速「サンポート」・■普通
- 多度津駅 (D12) - 金蔵寺駅 (D13) - 善通寺駅 (D14)
- ■快速「サンポート」・■普通
脚注
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 金蔵寺駅 時刻表 (PDF) - 四国旅客鉄道




