新吉駅(シンギルえき)は、大韓民国ソウル特別市永登浦区にある、韓国鉄道公社(KORAIL)とソウル交通公社の駅。
乗り入れ路線
韓国鉄道公社の京釜電鉄線(首都圏電鉄1号線)、ソウル交通公社の5号線が乗り入れ、相互間の接続駅となっている。
韓国鉄道公社の駅に乗り入れている路線は、線路名称上は京釜線であるが、当駅には電車線を走る京釜電鉄線電車のみが停車する。
首都圏電鉄には駅番号が導入されており、京釜電鉄線は「138」、5号線は「525」の駅番号が付与されている。
歴史
- 1996年8月12日 - 5号線、カチ山-汝矣島区間の開通とともに開業。
- 1997年4月30日 - 京釜電鉄線の新吉駅が開業、運転簡易駅として営業開始。乗換駅になる。(駅舎が未完成だったため、改札口は5号線のものを使用。)
- 1998年1月7日 - 現在の駅舎竣工。配置簡易駅に変更。
- 2002年3月13日 - 無配置簡易駅に格下げ。
- 2003年
- 3月 - 京釜電鉄線の緩行ホームにホームドアを試験設置。
- 9月15日 - 運転簡易駅に格上げ。
- 2004年12月29日 - 京釜電鉄線の緩行ホームにホームドアを正式に設置。
- 2008年 - 5号線ホームにホームドアを設置。
駅構造
韓国鉄道公社
2面2線の相対式ホームが1面2線の島式ホームを挟む形の合計3面4線の地上駅である。3・4番線にはフルスクリーンタイプのホームドアが設置されている。韓国鉄道公社としては初めて設置されたものである。以前にも試験的に可動式ホーム柵が設置されていたことがある。ホーム南側(1番線のホームの横)に京釜線の通過線が2線ある。配置簡易駅で、駅等級は3級である。
韓国鉄道公社の改札階に繋がる階段はどのホームもホーム西端(永登浦側)に1ヶ所ずつある。改札階行きの階段より少し東寄りに階段が2ヶ所ずつあるが、これらの階段は5号線との乗り換え通路に繋がる階段である。乗り換えの距離は約247mある。
のりば
ソウル交通公社
相対式ホーム2面2線を有する地下駅で、フルスクリーンタイプのホームドアが設置されている。
ホーム中程にある階段2ヶ所はソウル交通公社の改札階に繋がる階段である。1号線に乗り換える場合、ホーム東寄り(汝矣島側)にある階段を上って乗り換え通路を経由する必要がある。
のりば
案内上ののりば番号は設定されていない。
利用状況
近年の一日平均利用人員推移は下記のとおり。
駅周辺
- 勤労福祉公団
- 金融監督院
- ノドゥル路
- 大尹病院
- 私学年金会館
- 永登浦公園
- 永登浦洞住民センター
- 永登浦ロータリー
- 永登浦女子高等学校
- 永元中学校
- 長薫高等学校
- 韓国製菓技術高等学校
- ホームプラスエクスプレス新吉2店
- 東横INNソウル永登浦
隣の駅
- 韓国鉄道公社
- 京釜電鉄線
- 京仁線特急
- 通過
- 急行・緩行
- 大方駅 (137) - 新吉駅 (138) - 永登浦駅 (139)
- 京仁線特急
- ソウル交通公社
- 5号線
- 永登浦市場駅 (524) - 新吉駅 (525) - 汝矣島駅 (526)
脚注
関連項目
- 韓国の鉄道駅一覧
外部リンク
- 韓国鉄道公社 新吉駅 (朝鮮語)
- ソウル交通公社 新吉駅 (朝鮮語)




