シクロン・ラミレス(Ciclon Ramirez 、本名:Celso Reyes Daza、1961年7月28日 - 2025年3月4日)は、メキシコのプロレスラー(元覆面レスラー)。ゲレーロ州アカプルコ出身。
実子はシクロン・ラミレス・ジュニア。
来歴
少年時はサッカーと水泳に熱中し、また熱狂的なルチャファンでリスマルクを応援していた。18歳でハリスコ州グアダラハラにあったディアブロ・ベラスコのジムの門をたたき、ルチャのトレーニングを始める。
1982年3月にヌエボ・ラレドでデビュー。オブニーやペガソのマスクマンを名乗った。ペガソ時代の1985年3月17日にはメキシコナショナルライト級王座を奪取。1988年末からシクロン・ラミレスのマスクマンでEMLL(現在のCMLL)に登場。
1989年5月21日に空位だったメキシコナショナルウェルター級王座にトーナメントの決勝でベスティア・サルバヘに勝利し奪取、以降1992年までに2度栄冠。このころはアギラ・ソリタリア、エル・パンテーラとラス・サエタス・デル・リングを結成。
1992年にユニバーサル・プロレスリングに来日。
1993年3月にはフェリーノを破りCMLL世界ウェルター級王座を奪取。7月9日にはコントラ・マッチでフェリーノに敗れ素顔になる。
1995年1月にはWARに来日。
その後CMLLを離れプロモ・アステカやIWRGに出場、リングネームもティブロンと変えた。以降IWRGの常連になり、2000年6月29日にはドクトル・セレブロを破りIWRGインターコンチネンタルウェルター級王座を奪取。
2016年3月28日、神戸サンボーホールにて開催されたDRAGON GATEの「GLORIOUS GATE 2016 -最終戦-」で、 息子のシクロン・ラミレス・ジュニアがトライアウトマッチに登場した。(対Eita。結果はドロー。)
2025年3月4日、心臓発作により死去。64歳没。
得意技
- ウラカン・ラナ・インベルティダ
- 高角度でかつ高速で放つためにシクロン・ラナとオリジナル名がついた。
- トペ・スイシーダ 凄まじいスピードで頭から飛んでいく、当時トップクラスの使い手。
獲得タイトル
- EMLL / CMLL / メキシコ連邦区ボクシング・レスリング協会
- CMLL世界ウェルター級王座
- メキシコナショナルライト級王座
- メキシコナショナルウェルター級王座 :3回
- 連邦区ウェルター級王座
- 連邦区トリオ王座 :2回(w/ イホ・デル・ウラカン・ラミレス、ウラカン・ラミレス・ジュニア w/ アギラ・ソリタリア、エル・パンテーラ)
- IWRG
- IWRGインターコンチネンタルウェルター級王座
- その他
- アレナ・サンタ・マリア・アスタヒューウカンタッグ王座(w/ SWAT)
- ナウカルパンミドル級座
- ヌエボ・レオントリオ王座(w/ アギラ・ソリタリア、エル・パンテーラ)
- オクシデンテ・ウェルター級王座
- ベラクルストリオ(w/ アギラ・ソリタリア、エル・パンテーラ)
脚注


