永井 祐(ながい ゆう、1981年 - )は、日本の歌人。

経歴

1999年、早稲田大学1年時の秋に早稲田短歌会に入会し、天道なお、五島諭らと活動する。大学では水原紫苑ゼミを受講。2002年、「総力戦」100首で第1回北溟短歌賞次席。2004年、「冒険」30首で第3回歌葉新人賞最終候補。ガルマン歌会を中心に超結社の歌会・批評会に参加しながら、インターネット上でも活動する。「セクシャル・イーティング」(2007年)、「風通し」(2008年)に参加。

2011年、第一歌集「日本の中でたのしく暮らす」を刊行。2015年6月号から12月号まで『短歌』(角川書店)の時評を担当。2016年4月から、堂園昌彦・土岐友浩と、ブログ「短歌のピーナツ」で活動。2018年より『ねむらない樹』読者投稿選者、ならびに笹井宏之賞の選考委員に就任。2020年、第二歌集『広い世界と2や8や7』を刊行し、第2回塚本邦雄賞を受賞。

著作

単著

  • 『日本の中でたのしく暮らす』、2012年5月20日、BookPark
    • 『日本の中でたのしく暮らす』、2020年2月21日、短歌研究社、ISBN 978-4-86272-639-1
  • 『広い世界と2や8や7』、2020年12月8日、左右社、ISBN 978-4-86528-005-0

アンソロジー

  • 山田航編『桜前線開架宣言 Born after 1970 現代短歌日本代表』、2015年12月25日、左右社、ISBN 978-4-86528-133-0
  • 東直子・佐藤弓生・千葉聡編『短歌タイムカプセル』、2018年1月31日、書肆侃侃房、ISBN 978-4-86385-300-3

脚注

注釈

出典

参考資料

  • 「永井祐ロングインタビュー」(PDF)『早稲田短歌』第42巻、早稲田短歌会、2013年3月2日、5-22頁、2020年11月28日閲覧。 

外部リンク

  • 永井祐 (@nagaiyu02) - X(旧Twitter)

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